bousan.en

記事一覧(111)

最近のご縁食堂

こんにちは!昨日はご縁食堂でした。【ご縁食堂って?】経済的に苦しい方や孤食の機会が多い方を主な対象として食材の配布とお弁当を当日お渡ししています。最近は新型コロナの影響もあり食事はテイクアウトとなっております。昨日はかぼちゃのキーマカレー🎃好評でした!困っている方と直接知り合うのは難しいもので主なつながりのきっかけはコミュニティソーシャルワーカー(csw)の方からの紹介です。お店のお手洗いにもcswのことが記されたチラシを貼っていますがまだまだ世間への認知は多くないように感じます。現在、苦しい思いをしている人はたくさんいるのでしょうが正直接点はありません。cswという方が地域にいるということを私たちも認識し何かの時には繋げる役目になるのも地域社会の取り組みとして大切なのかもしれませんね。最近ではお店のお客さんがご縁食堂に食材を寄付をしてくれる事も多く大変有難く思います。もらったけど使いきれない食材等の寄付も受け付けますのでご連絡下さい。来月のご縁食堂は24日です。坊さんキッチンenの営業ですが本日は所用のためお休みです。土日はどちらも14時から営業します。フレンチトースト、コーヒー、ナポリタン等を用意してお待ちしています😀

最近の坊さんキッチン

久しぶりに近況を。現在は新型コロナまん延防止等重点措置のお願いが出ていますので営業は21時まで、お酒の提供は20時までとなっております。予定では5/11までのようです。店内の様子ですがアクリル板の設置や透明シートの設置、席間隔をあけるなどのできる限りの対策をしています。幸いにマスク飲食につきましても多くのお客さんが協力してくれています。意味があるのかないのか、この議論ももちろん必要だとは思いますが、一人一人できることをしていくことが大切だと個人的には思います。これからも来店される方にはご協力頂いたいと思いますし、お心遣いをしてくださる方が本当に多いのも有り難く思います。ありがとうございます。そして飲食店バブルという言葉も世の中には出回っています。テレビやメディアは協力金をいただいて遊び呆けている方を見つけるのが上手いんですかね。稀にそういう方もいらっしゃるようですが、ほとんどの飲食店は浮かれることなく頑張っています。そして飲食店を経営していくことは皆さんが思う以上に労力も金銭も使います。どうか飲食店を悪者にして叩く行為は辞めてほしいと切に願います。しっかりと状況をみて、思いやりの心を大切に、協力して困難な状況を乗り越えていきましょう。店主

春のお彼岸

本日は荒天の中、六縁寺にて春のお彼岸法要が勤まりました。雨の中参詣いただいた皆さんありがとうございました。マスクを着用しての読経もすっかり慣れてしまったもので煩わしさを感じることが少なくなってきました。いざやってみると意外となんとかなるものですね。とりあえず今は飛沫を防ぐ。マスクを外して読経をできるのがいつになるのかは分かりませんがそれはその時に考えれば良いので今対策できることをしっかりとしていきたいと思います。最近はお寺のあり方を考える時間が多いです。世の移り変わりが目まぐるしいように、お寺の法要のあり方というのも日々考え、よりブラッシュアップしていかなくてはならないのだと思います。お寺に来て、今日楽しかったね。そんなふうに言ってもらえるお寺でありたい。仏教って良いね。と皆さんに少しでも触れてもらいたい。身近なお寺に、生活の中にあるお寺に。一人でも多くの方にそう思っていただけるよう今後も活動していきたいと思います。大変な状況が続いていますが「生きていくことは大変なこと。苦労をすること」とこれらのことがハッキリするのが仏教の原点の一つだと私は思っています。大変なことをどうにかするのではなく、大変な中を生きていく智慧をいただくのが仏教のあゆみです。一緒に苦労していきましょう。

六縁寺報恩講のお知らせ

11/8(日)に六縁寺(店主が住職の小さいお寺)にて報恩講を勤修します。コロナウイルスの心配もありますので、午前の部、午後の部と二部に分け密にならないようにお勤めいたします。午前の部10時から午後の部13時から読経30分程。10分休憩の後、法話が40分程の予定です。どちらも定員6名まで。要予約。参詣希望の方は必ずご連絡ください。電話、メール、何でも結構です。このご時世、いろいろなご意見があるかとは思いますが当日はマスクの着用を必ずお願いします。忘れた方は玄関にてお配りしますが、マスクの着用を拒否される方はご入室をお断りします。面識のない方や六縁寺に初めて来られる方の参詣も大歓迎です。分からないことがありましたら電話、メールにて何でも質問ください。皆様のお越しをお待ちしています。報恩講って?報恩講(ほうおんこう)は浄土真宗の宗祖、親鸞聖人のご命日の法要のことです。浄土真宗の観点から言えば、私にまで仏教が届いたことに感謝し(仏徳讃嘆、仏様の教えを喜び感謝すること)、宗祖の命日に手を合わせるとともにそれを大事なご縁とし仏法を聴聞する大切な時間にしましょうということです。仏法を聴聞することは、私たちの生まれてきた意義を確認すること、本当の生きる喜びとは何なのかを確かめていくことです。どんなに便利な社会になろうとも、どんなに寿命が長くなろうとも私たちの悩み、苦しみがなくなることはありません。むしろ便利になればなるほど本当に大切なことが見えにくくなっていってしまい、より悩みや苦しみは深まっていってしまうのかもしれません。仏教2500年、浄土真宗750年大切に語り継がれてきたのはやはり私たちの毎日の生活に寄り添ってきた教えだからではないでしょうか。一緒に確認する大切な時間にしましょう。