はじめに尊敬あり

ここには色々な人がやってくる。

どんな人が来ても、基本的にウェルカムだけれど、タイトルの「はじめに尊敬あり」の心は大事だなと改めて思った。

私も当たり前だけど人間です。初対面の人の外見を見て「この人はこんな人なのかな?」とか考える。この心は結構厄介だ。この人、意外に良い人だったなとか、悪い人だったな、と思う心の背景にはそんな心がはたらいている。

ここにくるお客さん目線でも同じだ。お客さんから多く聞く声としては、剃髪していてそれなりの歳の坊さんがいると思って入ってくる人が結構多い。

だが残念。私は髪もあれば、歳も若い。
良くも悪くも中々期待通りにはならないのかもしれない。

私の若さゆえか、兄のような温かさを送ってくれる人もいれば、若い兄ちゃんだからと少し強気にかかってくる人もいる。酒の力もあってか、または宗教そのものに対する不信感なのかはわからないが、こちらとしては気持ちの良い相手ではない。やっぱりどこまでいっても人と人なのだから「はじめに尊敬あり」の心なのだと思う。相手の立場や年齢によって態度を変えるようなことは良くないと思っても、自分自身もやっぱり相手を色眼鏡で見てしまう。そんな私たちのこころに気付かせてくれる言葉が「はじめに尊敬あり」だ。この言葉は卒業した学校の前学長の口癖のような言葉だったらしい。

余談だけど、インドのナマステって「私はあなたを尊い1人の人としてみます」というような意味だと聞いたことがある。諸説はあるかもしれないが、良い言葉ですね。生まれや育ち、立場や地位、貧富関係なく人として「はじめに尊敬あり」の心を時々思い起こしたいものです。
店主

坊さんキッチン en

世界初?!小料理&バー×坊さんシェフ×ジャズの店 美味しいお酒とご飯。仏事受付所。 お坊さん&調理師である店主との会話。 ほかのお客様との一期一会のご縁。 「飲む、食べる、話す、聞く」ことで和み、 明日も元気にいこう、と思える和み処。 きっかけはなんでも結構です。 宗旨・宗派は問いません。最初は入りづらいかもしれませんが、皆さんほっこりゆっくりしていきます。 是非、足を運んでみてください。

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